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日比谷花壇の物流改善を支援、鈴与シンワート

2022年5月25日 (水)

ロジスティクス物流ITコンサルティングを手がける鈴与シンワートは25日、最近の実績として、日比谷花壇(東京都港区)の業務改善支援を行ったと発表した。資機材管理の業務やルールを統一し、煩雑・無駄な業務をなくし、サービス品質を上げる道筋をつけたという。

(イメージ)

日比谷花壇はフラワーギフトや結婚式場の装花など多様なフラワービジネスを展開している。1872年(明治5年創業)の老舗だが、資機材が一元管理されておらず、運用ルールもないといった物流面の課題を抱えている。

今回のコンサルティングでは、まずコンサルティングの目的として(1)資機材の見える化、管理・運営ルール標準化(2)コスト・工数の削減、効率化、生産性の向上(3)ブライダル受注システムとの連携による受注から制作、納品、撤去までのDX(デジタルトランスフォーメーション)化——の3点を設定。その上で、現状の洗い出しから始め、取引先と需要エリア、物量を元にした拠点ネットワークの課題分析や、改善施策の検討を行い、想定効果を算出した。

こうしたプロセスを経て、日比谷花壇に対し、物流拠点の最適化、倉庫内運用ルールの策定、段階的な在庫の移転計画、在庫移管のプロセスなどの施策を示し、キーマン教育への助言も行った。資機材の保管料や輸送量、工数の削減に指標値を設定し、改善策の定量的な評価ができるようにした。現在、こうした改善施策の本番に向けて作業中という。

■日比谷花壇のコンサル事例詳細
https://logistics.shinwart.co.jp/case/itconsul/hibiyakadan/