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車両輸送のゼロ、自走回送のIKEDAを買収

2022年5月27日 (金)

(イメージ)

M&A車両輸送などを手がけるゼロは26日、自走回送業務を営むIKEDA(イケダ、横浜市西区)を5月31日付で100%子会社化し、商号を「ゼロ・プラスIKEDA」に変更すると発表した。働き方改革関連法によってドライバーの時間外労働規制が強化されることによる「物流の2024年問題」への対応を理由に挙げている。

5月12日にイケダ代表取締役の池田恵一氏との間で、同氏が100%保有する同社の株式を取得する契約を交わした。

イケダは主に建設機械のレンタル会社を対象とした車両の自走回送事業を営んでおり、300人以上の契約ドライバーを抱え、東北から九州まで11拠点を通じて日本全国にサービスを展開している。ゼロは車両輸送事業に加え、ドライバー人材の派遣・送迎請負を行うヒューマンリソース事業や一般貨物事業などを営んでいる。ドライバー不足への対応という課題にイケダの買収で対応する考えだ。