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国際物流のエフシーに資本参加、Dキャピタル

2022年5月30日 (月)

(イメージ)

財務・人事投資ファンド運営のD Capital(Dキャピタル、東京都港区)は30日、傘下のファンドを通じて、日中貿易を得意とする国際物流会社、エフシーグループに資本参加すると発表した。出資先はフォワーダーのエフシースタンダードロジックス(大阪市中央区)と、その関連会社で倉庫・港湾運送業の中外海運倉庫(神戸市灘区)。出資額、出資比率とも非公表としている。

エフシースタンダードロジックスによると、同社、中外海運倉庫とも現時点で経営陣や組織の大きな変更はないという。

エフシーグループは日中貿易のフォワーディングを手がける国内屈指の企業グループで、高速フェリーを活用した輸入サービスも展開している。DX(デジタルトランスフォーメーション)にも力を入れ、日中間で拡大している越境EC(電子商取引)事業者向けの新たなフォワーディング事業も開始し、アジアでの国際物流のデジタルプラットフォーマーを目指している。Dキャピタルはこうした戦略を評価し、ファンドの投資方針に合致すると判断した。