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ロボットベンチャーのCloser、食品工業展に出展

2022年5月30日 (月)

(イメージ)

イベント筑波大学発のAIロボティクスベンチャーのCloser(クローサー、茨城県つくば市)は30日、東京ビッグサイトで6月7~10日に開かれる「FOOMA JAPAN 2022 国際食品工業展」に出展すると発表したロボットシステムのデモンストレーションを実施する。展示ブースはスタートアップゾーンの8S-17(東8ホール)。

発表によると、「生産ライン省人化小型ロボットシステム」を展示し、包装された商品のばら積みピッキングのデモンストレーションを行う。

食品生産ラインの省人化に最適化された小型ロボットシステムで、導入・運用を簡単にし、導入後の作業内容変更も可能という。人と同程度のコンパクトなサイズで、作業現場で作業員をロボットに置き換える形で省人化ができる。移動も可能で簡単にラインの組み換えが可能、設置工事も不要だ。低コストで、既存のラインにそのまま導入できる。コントローラーによる操作も、スマートフォンのように直感的に理解できる画面デザインにし、専門の知識や事前学習がなくても使える。午前と午後で別の商品を扱うなどの場合でも、簡単に作業内容を変更可能。ソフトウェアアップデートにより、導入後の機能追加もできる。

同社は「大変な作業をAIロボティクス技術で補完する選択肢が当たり前にある世界の実現」を目標に掲げ、自動化の進みにくい食品産業などを対象に、労働力を補完するロボットシステムの研究開発と提供をしている。