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物流連、女性活躍推進検討会で各社の施策を披露

2022年6月13日 (月)

行政・団体日本物流団体連合会(物流連)は10日、ダイバーシティ推進ワーキングチーム「女性活躍推進」(座長:二村真理子・東京女子大学教授)の第5回会合を東京都内で開催したと発表した。オンライン参加14名を含む23名が参加した。

ワーキングチームのメンバーが、各社の取り組み事例を発表。柔軟な勤務体系や福利厚生、人事制度の改革、女性社員、男性社員に向けた新たな研修の取り組みなど、ライフイベントとキャリアの両立や女性社員の定着、女性社員比率と女性管理職比率の向上を推進する活動を報告した。

女性管理職比率の向上へ女性採用数を増やす取り組みのほか、女性社員比率を高めるためのリモート勤務の拡大、女性社員の希望に基づく現場への配属、さらに複線型人事制度を拡充しワークライフに合わせたコース転換の複数回の変更を可能とする活動などを披露した。参加者は、それぞれのテーマについて活発な質疑を展開し、関心の高さをうかがわせた。

▲講演の様子(出所:物流連)

続いて、Ocean Network Express(Vietnam)General Directorの安藤美和子氏(商船三井より出向中)が、「自分らしさを生かしたリーダーであるために〜Lead the Self(リード・ザ・セルフ)〜」のテーマで講演した。

最後に二村座長が、「採用時を含めて入社後に特色のある取り組みを行っている。このワーキングチームの活動を参考にしながら相互の気づきを通して、今後の取り組みにつなげてほしい」と総括した。