拠点・施設テンパーパック(米国)は16日、同社の環境配慮型梱包材「Green Cell Foam」(グリーンセルフォーム)の製造施設を、ミシガン州ホルトから同州ランシングに移転すると発表した。新施設は従来拠点より大規模かつ設備を刷新したもので、生産能力と物流効率の大幅な向上を図る。

(出所:テンパーパック)
同社は従来の梱包材に代わる環境負荷の低い製品提供に取り組んでおり、グリーンセルフォームは植物由来で認証済みの堆肥化可能な断熱材。ポリスチレンフォームと同等の性能を持ちながら、環境への影響を大幅に低減できる点が特長となっている。
新拠点の敷地面積は1万2542平方メートル(13万5000平方フィート)。製造スペースは旧施設比で60%拡大し、グリーンセルフォーム製品の需要拡大に対応できる体制を整えた。新たな生産設備の導入に加え、ITシステムの強化、出荷・受け入れドックの増設により、積載時間の短縮や物流オペレーションの効率化を実現する。
また、主要な州間高速道路に近接する戦略的な立地により、地域内外の運送業者やパートナー企業からのアクセス性が向上。拡大する顧客基盤に対し、より迅速かつ効率的なサービス提供が可能になるとしている。
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