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センコーなど3社、「物流環境大賞」の特別賞に選定

2022年6月30日 (木)

認証・表彰センコー(大阪市北区)とランテック(福岡市博多区)、埼玉南センコーロジ(埼玉県越谷市)のセンコーグループ3社は29日、「第23回物流環境大賞」(主催:日本物流団体連合会)の特別賞3件を受賞したと発表した。

センコーの「物流拠点の移転による、トラック走行距離短縮/中継輸送導入によるドライバー労働時間削減」は、不二製油の千葉工場から関東各地への配送について、埼玉県のセンコー倉庫へ移転することにより、トラック走行距離を短縮することでCO2削減を実現。大阪府から関東向けの輸送をトレーラーによる中継輸送に切り替えることにより、CO2削減とドライバーの負担軽減につなげた取り組みが評価された。

センコーと埼玉南センコーロジの「東西拠点間幹線の鉄道利用によるモーダルシフト」は、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが手がける埼玉県から大阪府への雑貨輸送について、トラックから鉄道輸送への転換によるCO2削減とドライバーの負担軽減を推進した。

ランテックの「車両大型化と鉄道コンテナへのモーダルシフト」は、冷凍・冷蔵用食品の小口混載輸送について、宮城県から兵庫県までの区間はトラックから鉄道へ、さらに福岡県から広島県・兵庫県へは13.5トン冷凍車から20トントレーラーへと車両を大型化することにより、2つの輸送ルートを統合。CO2削減とドライバーの就労環境の改善に貢献した。

▲授賞式の様子(出所:センコーグループホールディングス)