環境・CSRラサールロジポート投資法人は6月30日、保有する物流施設「ロジポート大阪大正」(大阪市大正区)について、大阪市との間で津波災害や水害時における指定緊急避難場所としての使用に関する協定書を締結したと発表した。
両社がこのたび締結した協定は、津波災害や水害が発生またはそのおそれがある場合に、ロジポート大阪大正の一部施設を大阪市に指定緊急避難場所として提供することを確認した。

▲ロジポート大阪大正(出所:ラサールロジポート投資法人)
ロジポート大阪大正は、延床面積が10万平方メートル超と大正区周辺でも最大級の規模を誇る堅牢な建築物であることに加えて、非常時には車両スロープを経由することで施設内へ迅速に避難誘導を進めることができる。
ラサールロジポート投資法人は、コミュニティーの活性化を事業の持続的成長の礎と位置付けている。世界有数の不動産投資顧問会社であるラサールグループの一員として、ESGに係るベストプラクティスの採用が投資パフォーマンスの向上につながるとの認識に基づき、サステナビリティの改善に資する取り組みを今後も積極的に推進していく。
■ロジポート大阪大正の概要
所在地:大阪市大正区船町1-2-21
敷地面積:5万5930平方メートル
延床面積:11万7037平方メートル
完成:2018年2月
構造:地上4階建て