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富士通がイスラエル企業と提携、物流効率化へ対応

2021年11月2日 (火)

(イメージ)

M&A富士通は、AI(人工知能)による予測・最適化技術を用いた物流車両などの高精度な配車マッチングプラットフォームを開発するAutofleet(オートフリート、イスラエル)と資本業務提携を結んだと発表した。物流産業の労働力不足や環境問題などの社会課題解決に向けたサステナブルな物流ソリューションの開発を目的とした、グローバルな戦略的提携を行うことで合意。富士通は提携を加速するため、子会社の富士通ベンチャーズ(東京都千代田区)の運用ファンドを通じてAutofleetへ出資した。

富士通とAutofleetは、提携に基づき、Autofleetの動的な配車マッチングプラットフォームと、富士通のシステム開発のノウハウや物流業務の知見を融合することで、社会課題の解決に向けたサステナブルな物流ソリューションを開発し、グローバルに展開する。

物流需要の変動が大きい宅配を始めとしたラストワンマイル輸送における動的な配車、緊急時の輸送に対応する求荷求車のマッチング、公共交通などと連携した貨客混載、脱炭素化に向けて物流産業でも導入が進む電気自動車の充電ポイントを考慮したルート最適化などを想定。物流産業の社会課題解決に向けたソリューションの提供を通じて、より豊かで暮らしやすい社会の実現を目指す。