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「最強物流設計、DXの超具体的活用会議」でsoucoが最新動向解説

物流テックに新たな需要、国際物流の混乱が背景

2022年7月25日 (月)

(イメージ)

話題国際物流から国内の倉庫選び、車両確保、デリバリーの最適化まで「中国産マスク」の物流を例に、「最新の物流テクノロジーを使えばどんなロジスティクスができるのか」を徹底的に掘り下げるオンラインイベント「最強物流設計、DXの超具体的活用会議」。開催される7月27日13時を間近に控え、登壇企業の1社であるsouco(ソウコ、東京都千代田区)が、最近の気になる利用動向を明かした。

「最強物流設計、DXの超具体的活用会議」

詳細・申込:https://www.logi-today.com/case-study-dx
開催日時:2022年7月27日(水)13時から15時15分まで
申込期限:7月26日17時30分

<登壇者>
吉川治人氏(オプティマインド取締役COO)、中原久根人氏(souco代表取締役)、松本隆一氏(CBcloud代表取締役CEO)、本間善丈氏(Shippio Director)

新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵攻などの影響により、世界のサプライチェーンは混乱を極めている。日本の物流事業者の大半は国内物流に携わるため、「うちは関係ない」と考えがちだが、実は国内物流への影響が見過ごせないレベルに高まっているという。

「海外からの貨物が予定通りに届かないなんていうことは、もはや当たり前の風潮。問題は、国内の倉庫の入荷場と保管場が結果的にパンクすることです」

soucoによると、日本に届けられるコンテナの輸送スケジュールが安定しない半面、倉庫では入荷コンテナが集中して入ってくるため、とてもさばききれず倉庫に入ることができないコンテナが続出している。そこで、急激に高まってきたのが「一時的な倉庫の利用需要」だ。

▲倉庫シェアリングサービス「souco」(出所:souco)

倉庫事業では一般的に、極端に小さな面積であったり、あまりに短い期間であったりすれば、貸し渋るケースのほうが多い。貸し手からすれば、より効率的に「商品」である倉庫スペースを運用するには、こうした利用者を敬遠したくなるのも仕方のないことだろう。

この需要と供給のミスマッチに「はまった」のが、パレット単位、ダンボール単位の利用に対応するsoucoのサービスで、入りきらないコンテナ貨物を一時的に収容して、必要な分だけを内陸の自社倉庫に運び込むという利用方法と使いやすさが評価されている。実際には、短期利用のつもりで契約した事業者が、使い勝手の良さを好感して長期契約に切り替えるケースも一般化しつつあるようだ。

同社は27日のイベントで、このあたりの詳細な事情や使い方に言及する考えで、荷主や物流事業者にとっては新たな物流設計を見出す機会にもなりそうだ。(編集部・赤澤裕介)

「最強物流設計、DXの超具体的活用会議」概要

開催日時:2022年7月27日(水)13時から15時15分まで
イベント形式:Zoomウェビナー
参加費:無料、定員:100人(事前申込)
主催:ケーススタディ「最強物流設計」DXの超具体的活用会議実行委員会
申込期限:7月26日17時30分
詳細・申込フォーム

<登壇者>
吉川治人氏(オプティマインド取締役COO)、中原久根人氏(souco代表取締役)、松本隆一氏(CBcloud代表取締役CEO)、本間善丈氏(Shippio Director)