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トライアルなど九州の小売13社が物流研究会発足

2022年8月2日 (火)

(イメージ)

産業・一般流通や物流などを手がけるトライアルホールディングス(HD、福岡市東区)は1日、小売業が抱える物流面の課題解決を検討する「(仮称)九州物流研究会」を発足したと発表した。九州地域の小売業13社で構成し、物流の「2024年問題」などへの対応を一緒に検討し、共同物流も行う。

発表によると、研究会は同社を中心に、エレナ(長崎県佐世保市)やサンリブ(北九州市若松区)など九州で事業展開する小売業13社で構成する。

企業横断型の仕組みをつくり、働き方改革法によりトラックドライバーの時間外労働規制が強化される「物流の2024年問題」や脱炭素化、持続可能な物流の構築などに取り組む。共同物流に向けた協議や実験を行い実施する。対象エリアや参加企業も増やしていく。

また、官庁や学術機関との産官学連携の活動も進め、九州で新たな物流ネットワークの構築につなげる。