トライアルHDなど14社、北海道物流研究会発足

産業・一般トライアルホールディングス（HD、福岡市東区）は18日、同社をはじめとした14の企業が、物流に関連する「2024年問題」や「脱炭素」などの課題に対処するために、北海道物流研究会を設立すると発表した。その目的は、企業間で解決策を検討し、物流問題の課題解決と新たな北海道物流ネットワークの構築に取り組むことだ。

物流業界全体が課題感を持つ「2024年問題」や「脱炭素」、その他の持続可能な物流のための改革に対し、各社が共同で取り組む。研究会は物流の未来の課題解決を目指し、企業間で協力して小売業の物流問題を解決する動きを開始する。

今後は、物流業界全体の課題解決と新たな北海道物流ネットワークの構築に焦点を当て、具体的には共同物流の実施に向けた協議や実験的な取り組みを行う。実験後は段階的に実験を行う企業数を増やし、本格的な稼働につなげていく予定だ。最終的には北海道全域での展開を目指す。

北海道物流研究会に賛同した企業には、イオン北海道（札幌市白石区）、西友（東京都武蔵野市）、北雄ラッキー（札幌市手稲区）、トライアルHDが含まれている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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