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MSC、印でコンテナ船に140トン変圧器積載

2022年8月10日 (水)

▲インド・ムンドラ港で積み込まれた140トンの変圧器(出所:MSC)

国際コンテナ船世界2位のMSC(スイス)は8日、インド現地法人のMSCインドが同国ムンドラ港からコンテナ船「MSCレジーナ」に140トンの変圧器を積み込み、同社がインドで積み込んだ最も重い貨物の記録を更新したと発表した。

変圧器は、ザンビアのグリーンフィールド送電開発プロジェクトに届けられる。これまでは2018年にニャヴァ・シェヴァ港で115トンの変圧器を積載したのが最高だった。中国、ドイツ、韓国、米国などでは、200トンを超えるパーツをコンテナ船に積み込む作業が行われているが、インドも重量物の海上輸送でこれらの国の仲間入りが見えてきた。

同社は「このオペレーションの成功は、MSCがコンテナ船の重貨物カテゴリーにも対応するための新たな扉を開いた。完璧な調整とチームワークができることの優れた例を示している。最善を尽くしたすべてのチームに感謝している」とコメントしている。