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住友倉庫がタイに新倉庫、物流需要拡大に対応

2022年8月16日 (火)

拠点・施設住友倉庫は15日、タイ現地法人の住倉レムチャバンが同国レムチャバン地区で「3期倉庫」の建設に着手したと発表した。

同地区は国内最大の貿易港を抱え、周辺には多くの工業団地が立地し、物流需要が大きい。住友倉庫は2016年10月に1期倉庫、18年11月に2期倉庫を稼働させたが、これまで順調に取り扱いが拡大していることを受け、さらなる需要増に対応する。

3期倉庫は既存の1期・2期倉庫に近いロジャナ工業団地レムチャバン内の所有地に建設。環境負荷を抑える取り組みとしてLED照明、太陽光発電設備を導入する。完成後は既存の倉庫と併せて倉庫延床面積が3万4000平方メートルに拡大、これらを一体に運営し、業務効率を高める。

▲3期倉庫の完成イメージ(出所:住友倉庫)

建物は鉄筋コンクリート造、平屋建て2棟で構成し、これらの延床面積は1万4300平方メートル。23年5月の完成を目指す。

同国で住友倉庫はアユタヤ、バンコク、レムチャバン、スワンナプーム国際空港に拠点を展開している。