
(出所:A.P.モラー・マースク)
国際A.P.モラー・マースクは25日、傘下の冷蔵コンテナメーカーであるマースクコンテナインダストリー(MCI)の株式を海上コンテナの製造・修繕を手掛ける中国のCIMC(中国国際海運集装箱、中集集団)に譲渡する取引が「中止された」と発表した。
取引が中止となった理由について、マースクは「取引の終了を妨げる重大な規制上の課題のため」と説明している。年内の完了を目指していたが、規制当局の承認の対象だった。
同社は「関係者全員の努力にもかかわらず、取引が行われないのは残念だ。プロセス全体を通して、MCIはすべての従業員の献身のおかげで非常に優れたパフォーマンスを発揮してきた。マースクはMCIの誇り高い所有者であり続ける」とコメントした。