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A-SAFE、ポリマー柵でフォーク禍防止/国際物流展

2022年9月14日 (水)

▲A-SAFEの出展ブース

話題東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の国際物流総合展2022で、英国系防護柵メーカーA-SAFE(エーセーフ、奈良市)は、歩行者と車両を分離する特殊ポリマー製バリア(柵)の有効性をアピールしている。特に、相次ぐフォークリフト事故の防止策としての利用を提案している。

同社がイギリスの自社工場で一貫生産している特殊ポリマー製防護バリアは、柔軟性が高く、かつ元の形に戻る「形状記憶性」も備えているのが特徴だ。車両が衝突した際の衝撃を吸収・分散し、その後、元の形に復元する。同社は「従来のスチール製バリアとは別次元の防護性能とコスト優位性がある」と強調している。

▲歩車分離のためのA-SAFEのポリマー製バリア

総合展の自社ブースでは鮮やかな黄色をした各種バリアを展示している。特に倉庫内に設置するタイプを中心に展示し、フォークリフト事故を防ぐための利用を呼び掛けている。

同社は1984年にイギリスで設立され、ポリマー加工に30年以上の経験を持つ。2001年に世界で初めてポリマー製防護柵を開発した。現在、日本を含む世界15か国に拠点を持ち、30か国で製品を販売している。

総合展ではセミナーにも担当者が登壇し、人だけでなく倉庫内の構造物や設備、荷物の保護のためのバリア活用も提案した。

国際物流展2022特集、現地取材記事を随時公開