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日通、小型輸送ボックスにパレット分離型を追加

2022年9月28日 (水)

サービス・商品日本通運(東京都千代田区)は28日、企業向け小口貨物輸送器材のプロテクトBOX(ボックス)にパレット分離型の「プロテクトBOXライト」を追加したと発表した。同日から荷主に対して荷物輸送時の利用提案を始めた。

同社によると、プロテクトBOXは、企業間の商業貨物の輸送で手軽に使える道具で、陸・海・空の輸送モードに対応できるマルチモードユニットと位置付けている。2019年9月に利用を始めた。

従来のプロテクトBOXがパレットと一体で「簡易コンテナ」の性格を持つ器材であるのに対し、ライトはパレットと分離できる。別のプロテクトBOXへの積み替えをすることも不要になり、集配時の作業時間が大幅に短縮できる。パレットの外側に装着するため、従来型と比べて積載量が10%増えた一方、30%の軽量化を実現した。


▲(左から)従来のプロテクトBOX、プロテクトBOXライト(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)