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事業用貨物の交通死傷事故、半減も高齢化傾向

2022年10月6日 (木)

(イメージ)

調査・データ全日本トラック協会が、ことし9月に発行した「事業用貨物自動車の交通事故の発生状況」によると、軽自動車を除く事業用貨物自動車が第1当事者となった死傷事故件数は直近10年間(2012〜21年)でほぼ半減したことがわかった。

大型から中型、普通までそれぞれ減少した一方で、「トラックドライバーによる飲酒運転は依然として後を絶たない」(同協会)という。同協会は、トラック運送業界の社会的信頼性を失墜させる危険性を指摘した上で、事業用トラックの事故撲滅に向け「資料を活用して効果的な事故防止対策につながることを期待している」と呼び掛けている。

発生状況によると、死傷事故件数を運転手の年齢別でみると、12〜15年の4年間は40〜44歳、16〜20年の5年間は45〜49歳、21年は50〜54歳がそれぞれ最も高い。構成率でみると、50〜54歳は13年の11.0%から21年の17.6%へと増加していて高齢化している傾向がうかがえる。一方、40歳未満の年齢層は12年の33.9%から21年の24.0%へと減少している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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