荷主キヤノンは6日、半導体製造装置などを生産する宇都宮事業所に新工場「宇都宮光学機器事業所」(仮称、栃木県宇都宮市)を建設し、2025年上期からの操業を計画していると発表した。
IoT(モノのインターネット)や5Gなど「社会のスマート化」の進展に伴い、半導体製造の中核的な装置の一つである露光装置のシェアが拡大。新工場稼働により、今後も中長期的に需要増に対応するため生産能力を増強する。
敷地面積は7万平方メートル、投資額は建設費で380億円。23年下期に宇都宮市の清原工業団地内で着工する。
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