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プラ循環スキーム確立で製品再生、双日プラネット

2022年10月17日 (月)

(イメージ)

環境・CSR双日グループで合成樹脂関連事業を展開する双日プラネット(東京都千代田区)は17日、企業の物流センターや工場から排出されるプラスチックのリサイクルで、異物混入を防ぐことで使用前と同じ製品に再生できるリサイクルスキームを確立した、と発表した。

プラスチック再利用の課題として、異物混入による品質劣化で使用前と同じ製品に再生するのが困難なことや、排出したプラスチックの処理過程が追跡できないことがあった。同社はプラスチックフィルムメーカーの大倉工業と協業し、回収したプラスチックの異物の除去を徹底して行い、このほど品質劣化の少ない高品質リサイクル材の製造方法を確立した。

企業が排出したプラスチックを使用前と同じ製品に再生し、同一企業へ資源循環させることで、廃棄量削減とリサイクル状況の可視化を同時に実現させることが可能となった。この具体的な取り組みとしてことし9月、ANAホールディングスとの協働で航空貨物用プラスチックフィルムのリサイクルスキームを確立している。

ANA、航空貨物用プラフィルムの再利用加速


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