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日立物流2Q決算、増収増益も国内注力に意欲

2022年10月27日 (木)

財務・人事日立物流が27日発表した2023年3月期第2四半期の連結決算は、売上高が前年同期比14.4%増の4120億3400万円、調整後営業利益が26.4%増の239億700万円、EBITが41.9%増の247億8600万円、税引前四半期利益が47.3%増の221億9000万円、四半期利益が67.5%増の162億2500万円、最終利益は66.1%増の150億8600万円で増収増益だった。

同日オンラインで開催した決算会見で、同社は増収増益だったものの、国内の事業が海外に比べて伸びが弱かったことを踏まえ、新規顧客の獲得などを通じてトップライン増強に引き続き注力する方針を示した。

セグメント別でみると、国内物流の売上高は前年とほぼ同じ2096億9100万円。営業利益は、連結子会社の日立物流西日本の物流センターで発生した火災による影響などが響き、8.5%減の112億6300万円と減少した。

国際物流は1953億900万円で35.1%増。フォワーディング事業や新規案件の稼働が寄与したほか、為替差益が売上拡大をけん引した。営業利益は増収効果や収益性の向上などにより、118億8500万円と前年同期からほぼ倍増した。

物流周辺事業などは、売上高が6.5%増の70億3400万円、営業利益が15.0%増の7億5900万円といずれも前年比プラスだった。

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