丸全昭和2Q、貨物自動車運送など好調で増収増益

（出所：丸全昭和運輸）

財務・人事丸全昭和運輸が8日発表した2022年3月期第2四半期累計連結決算は、売上高が前年同期比13.7％増の657億3200万円、営業利益が同22.0％増の53億7000万円、経常利益が同22.2％増の57億3900万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.5％増の37億1800万円となり、第2四半期累計期間では2年ぶりの増収増益だった。

物流事業は、売上高が前年同期比15.6％増の567億9300万円、営業利益は同22.6％増の44億7100万円で増収増益。貨物自動車運送で住宅資材などが好調に推移。港湾運送は建設機械の輸出入取り扱いや青果物が堅調だった。倉庫業は日用雑貨や電力機器の取り扱いが増えた。

構内作業・機械荷役事業は、売上高が4.9％増の78億2000万円、営業利益が同29.7％増の6億7400万円で増収増益。電力機器や化学品の取り扱いが増加した。

2022年3月期の通期連結業績予想は、8月10日に公表した前回予想数値を据え置いた。