ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

物流連、国際業務委が初会合で海外進出の課題共有

2022年11月2日 (水)

▲会合の様子(出所:日本物流団体連合会)

行政・団体日本物流団体連合会(物流連)はこのほど、2022年度第1回「国際業務委員会」の会合を東京都内で開催し、物流事業の海外進出に関する課題について官民で情報共有などを行った。

オンライン参加者を含めて、会員企業と国土交通省から24人が出席。委員会は二部構成で開催され、一部は国士舘大の助川成也教授が「インド太平洋時代のASEANの現状と課題」と題して、オンラインで講演した。助川氏は人口増加が続くASEANが2030年には、経済規模で日本を追い越すとの見方を紹介。日系企業の海外進出に関する動向や、経済的な影響力を持つ国・地域の調査結果などについて触れた。日本が経済成長力で相対的に存在感が薄まる中で、「日本は『信頼感』を財産とし、国際社会の幅広い利益のため正しいことを行うことが大切」と持論を展開した。

二部では、国土交通省の大坪弘敏参事官が国の国際物流政策の取り組みに関して講演。ASEANのコールドチェーンや日中韓物流大臣会合、交通ソフトインフラの海外展開支援といった幅広いテーマについて説明した。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com