環境・CSRIHIは11日、豊富な太陽光資源を活用した再生可能エネルギー由来のグリーンアンモニアについて、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国有の石油・ガス公社「Emirates National Oil Company」(ENOC)と、UAEとドバイ、その周辺国で製造販売の事業性を検討する覚書を締結したと発表した。
発表によると、事業化が実現すれば、ドバイでは初めてとなる。現在の化石燃料由来のアンモニアは製造時にCO2を排出するが、グリーンアンモニアは、発電や船舶用燃料、肥料用原料といったアンモニア利用に係るサプライチェーンでのCO2排出量を大幅に低減できる。
両社はENOCの100%子会社の既設石油ターミナル内でグリーンアンモニアを製造し、日本やアジア市場への輸出や現地での発電・船舶用燃料供給を目的にした販売事業を検討する。IHIは主に技術面の検討と日本での需要調査を担う。
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