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AGVロボで自動バレーパーキング実証、三菱重工

2022年11月18日 (金)

▲Stanley Robotics製の車両搬送用AGV(出所:三菱重工業)

調査・データ三菱重工業とグループの三菱重工機械システム(神戸市兵庫区)は18日、車両搬送用AGV(無人搬送車)ロボットを使った自動バレーパーキングの実証実験を開始すると発表した。千葉県酒々井町のアウトレットモールで12月18日まで、屋外物流のソリューションを提供する、仏ベンチャー企業のStanley Robotics(スタンレーロボティクス)製ロボットを使用して実施する。

両社は、ことし6月に国内商業施設では日本初となる自動バレーパーキングの実証試験を実施し、AVGロボットによる搬送性能を検証した。今回は、その内容を発展させた「フェーズ2」として、新たに開発したスマートフォンアプリを導入。入庫、車両搬送、駐車、出庫の全過程を無人で行う。

社会実装が実現すれば、利用者が出庫する際、アプリから自車の出庫や混雑の状況を確認できるほか、駐車の待ち時間を大幅に短縮できる。さらに、鍵をかけたまま車両を預けることができるため、利便性向上と新型コロナウイルス感染リスクの低減にも寄与するとしている。商業施設などで新たな駐車場の形となる自動バレーパーキングサービスの利用ができるように取り組む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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