ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ハコベルとアズープ、中古車売買PFで提携

2022年11月24日 (木)

産業・一般ともにトラック運送支援分野のスタートアップであるハコベル(東京都品川区)とAzoop(アズープ、同港区)は24日、業務提携すると発表した。アズープが運営している中古トラックの売買プラットフォームを、ハコベルの運送会社向けサービス「ハコベルサポーターズプログラム」の中で利用できるようにする。トラック運送分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)化をけん引する両社の提携は、業界に大きなインパクトを与えそうだ。

アズープは、「トラッカーズ」のサービスブランドで運送会社向けに車両売買プラットフォームを提供している。オンラインでユーザーと中古車販売店を直接マッチングする仕組みで、中間マージンを削減できるため、従来の下取り・買い取りサービスより高く売却できる。車両の写真撮影や入札への出品作業もアズープが代行するので、手間なく納得の価格で売却できることを売りにしている。

ハコベルはことし8月にセイノーホールディングスの子会社となってから、セイノーのネットワークやノウハウを活用して「サポーターズプログラム」という名の顧客サービスを展開している。タイヤや燃料、ユニフォームなどを市価より安く購入できたり、保険・金融サービス、法律相談、トラブル対応などのサービスを提供したりしている。

(イメージ)

ハコベルはこれまでも顧客企業の保有車両の管理業務は行ってきたが、今回、アズープのトラッカーズのプラットフォームをサポーターズプログラムに連携させることで、中古トラック販売支援を新たなメニューに加えることにした。

今回の提携で、アズープが運営する運送業務支援システム「トラッカーズマネージャー」と求荷求車などを手掛けるハコベルの諸サービスへの連携が可能になる。ともにスタートアップの雄である両社が手を組むことで、トラック運送のDX化市場の構図が変わっていく可能性もありそうだ。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com