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イケア、日本初のオートストアで発送効率8倍に

2022年11月24日 (木)

▲船橋市の店舗に導入した自動倉庫型ピッキングシステム(イケア・ジャパン)

荷主IKEA(イケア)の日本法人、イケア・ジャパンは24日、千葉県船橋市のIKEA Tokyo-Bayの倉庫内で、同社の国内店舗で初めて自動倉庫型ピッキングシステム(オートストア)を稼働させた。関東圏にある4つの店舗(IKEA 新三郷、IKEA Tokyo-Bay、IKEA 立川、 IKEA 港北)でそれぞれ担っていた小物配送のピックアップ業務を同倉庫に集約。効率的に商品を発送できる環境を整え、オートメーション化を加速させる。

発表によると、同システム導入により、購入客の雑貨や小物類のオーダーに合わせてピッキングロボットが高密度保管自動倉庫から商品を自動でピックアップすることが可能になる。従業員が店内を歩き回って発送する従来の方法に比べて、作業効率が8倍と大幅に向上する。

▲従業員のポートまでロボットが商品を運ぶ

従業員の働きやすさを整えるため、ポートまでロボットが商品を運ぶ仕組みを採用。作業する人が商品をピックアップする際、体への負荷を軽減するなど就労環境にも気を配った。

オートストアは酸素低減システムも備え、空気中の酸素濃度を管理できる防火設備として倉庫全体の安全性にも万全を期す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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