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DXで海事産業の安全性を向上、都内2社が連携

2022年11月30日 (水)

サービス・商品クラウド録画サービスを手掛けるセーフィー(東京都品川区)と海事産業プラットフォーム「Aisea」(アイシア)を運営するアイディア(同渋谷区)は11月30日、システムを相互連携させたと発表した。DX(デジタルトランスフォーメーション)を使うことで、遠隔からでもより詳細かつ安全性の高い船舶運航を実現できるようになる。海事産業の人材不足や高齢化に向け、業務の安全性向上や効率化を推進することで両者の思惑が一致した。

発表によると、両社のシステム連携により、船舶動静共有航行支援システム「Aisea Constr.」(アイシア コンストラクション)を導入している事業者が、船舶に設置したクラウド録画カメラ「Safie」(セーフィー)の映像データを陸上からリアルタイムに確認でき、船上の作業員と陸上にいる管理者のコミュニケーションを迅速かつ正確にワンストップで行うことが可能になる。

海事産業でも人材不足や高齢化が進行している。また、2021年度の船舶事故全体の72%が人為的要因に起因すると言われている。そのため、人材不足の解消や業務の安全性の向上のために、海事分野で遅れているデジタルツールの導入、活用が求められているという。

船舶運行管理のイメージ(出所:セーフィー)

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LOGISTICS TODAY編集部
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