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NECの協調搬送ロボットがJIDAの最高賞を受賞

2022年12月5日 (月)

認証・表彰NECは5日、自社の「協調搬送ロボット」(Cooperative Porter Robot)が、日本インダストリアルデザイン協会(JIDA)が主催する「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.24」で、最高位の「ゴールドセレクション賞」を受賞したと発表した。

発表によると、このロボットは2体で台車を挟み荷物を搬送する。天井に設置したセンサーカメラが人の動きや荷物の場所など倉庫内の状況をリアルタイムに把握し、中央管制システムが全てのロボットを統率し制御する。「倉庫の空間全体を理解して制御する」という新しい概念に基づく技術だ。人の動線や倉庫レイアウトの変化にも柔軟に対応できるという。さまざまな利用者が慌てずに対処できるよう配慮した設計になっており、人とロボットとが協調し続けるシステムをデザインしたという。

審査員は「人手不足が深刻な物流現場の課題に高度な解決策を提示しており、独自の遠隔制御技術と2体で挟むというアイデアで、これまでにない形のソリューションだ」と評価している。同ロボットの受賞は「2022年度グッドデザイン賞」に続き2つ目。

▲JIDAのゴールドセレクション賞を受賞した協調搬送ロボット(出所:NEC)

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LOGISTICS TODAY編集部
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