ベルギー王女一行が日本郵船本社を訪問

ロジスティクス日本郵船は13日、ベルギーのアストリッド王女らの訪問を受けたと発表した。

発表によると、一行が来訪したのは12月5日で、王女のほか、ベルギー・フランダース政府のヤン・ヤンボン首相、アントワープ-ブルージュ港湾公社のアニック・デ・リッダー取締役会議長、ディルグ・デ・ファウ同副議長をはじめとする関係者20人が訪れた。同社側から内藤忠顕会長や長澤仁志社長が会談に出席した。

会談では、長澤社長が日本郵船グループのESG経営について説明し、2050年までに外航船舶のGHG（温室効果ガス）排出量ネット・ゼロを達成するための取り組みについて述べた。

日本郵船グループは、1896年の欧州定期航路開設以来、120年余りにわたってベルギーで事業を展開してきた。2017年には、当時世界初となった液化天然ガス（LNG）供給船による燃料供給を行い、21年には子会社が運営するベルギー・ゼーブルージュ港の完成車ターミナルで風力発電タービン11基が稼働を開始した。同年には内藤会長がベルギー王冠勲章コマンドール章を授与されている。

▲（左から）ディルグ・デ・ファウ氏、長澤仁志氏、ヤン・ヤンボン氏、アストリッド王女、内藤忠顕氏、アニック・デ・リッダー氏（出所：日本郵船）

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LOGISTICS TODAY編集部
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