財務・人事日本郵船は25日、新社長に内藤忠顕副社長が昇格するトップ人事を内定し、同日記者会見が行われた。これに伴い、宮原耕治会長が代表権のない相談役に退き、工藤泰三社長は会長に就任する。来年4月1日付で実施する。
内藤氏は1955年9月30日生まれ、愛知県名古屋市出身。78年3月に一橋大学経済学部卒業後、日本郵船入社。ライナーグループチーム長、石油グループ長などを経て05年4月に経営委員。09年4月に代表取締役専務経営委員企画部門、主計・財務部門、IR・広報部門担当に就任し、13年4月代表取締役副社長経営委員技術部門、一般貨物輸送部門担当。
工藤氏は09年4月から社長を務めている。