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セイノーなど、小松市とドローン配送で連携協定

2022年12月13日 (火)

▲(左から)小松市の宮橋勝栄市長、セイノーHDの河合秀治執行役員、エアロネクストの田路圭輔代表取締役CEO、KDDIスマートドローンの博野雅文社長(出所:セイノーHD)

国内セイノーホールディングス(HD)は13日、石川県小松市、エアロネクスト、KDDIスマートドローンとともに、ドローンを含む次世代高度技術を活用した、地域の課題解決と発展に寄与する「新スマート物流」の構築に向けた連携協定を締結した。まず中山間地域で、ラストワンマイルの輸送手段としてドローン配送を取り入れる実証実験などを行う。

▲実証実験に使用される物流専用ドローン「Air Truck」

発表によると、同市の高齢率は28.7%だが、中山間地では40%を上回る地区がある。高齢化の進展により、日常の買い物や薬の受け取りといった生活利便性の低下が懸念されている。ドローン配送が実現すれば、地上輸送との連結により新たな物流網が構築され、買い物代行や医薬品配送など生活を支えるインフラが整備される。

官民が協力して、23日に同市松東地区でドローン配送の実証実験を行う予定。実際にドローンの機体が離着陸する様子を地域住民らに見てもらい、ドローン配送への関心や理解も高める契機とする狙いもある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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