セイノーなど、ドローンで物流で静岡・川根本町と連携

荷主エアロネクスト（東京都渋谷区）、セイノーホールディングス（セイノーHD、岐阜県大垣市）、KDDIスマートドローン（東京都港区）、川根本町（静岡県榛原郡）は14日、同町の過疎化などの課題解決のため、ドローン配送などの新しい物流のビジネスモデルの構築を目的とした連携協定を締結したと発表した。

▲連携協定締結式（出所：セイノーホールディングス

同協定では、ラストワンマイルの輸送手段にドローン配送を組み込み、地上輸送とドローン配送を連結することで、買い物代行や災害時支援、医薬品配送などの仕組みを構築し、次世代高度技術の活用による新しい物流ビジネスモデルの構築に注力する。

具体的には、地域雇用や人材育成、持続可能な地域交通や地域物流の確保、地域防災や地域の脱炭素への貢献と新しい社会のインフラ整備、有事の際におけるドローン活用を検討する。

同町とエアロネクストのドローン事業を行うNEXT DELIVERY（ネクストデリバリー）は、12月3日・4日に、災害時の孤立集落へのドローン配送を想定した実証実験により新スマート物流「SkyHub」（スカイハブ）の社会実装を図っており、今回の協定によって配送ドローンの活用を加速させる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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