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川崎汽船、気候変動対応で7年連続最高評価

2022年12月14日 (水)

認証・表彰川崎汽船は14日、国際非営利団体(NGO)のCDPから2022年の気候変動分野の「Aリスト」企業に選出されたと発表した。同社が最高ランクの評価であるAリストに選ばれるのは2016年から7年連続。

発表によると、気候変動に関する企業としての取り組みや透明性、リーダーシップなどが認められたという。

CDPはロンドンに本部を置くNGO。世界680社を超える機関投資家と連携し、気候変動のリスクと機会、その対応などに関する質問書を対象企業に送り、回答結果に基づき8段階で評価している。Aリストが最高値だ。その調査結果は企業価値を測る世界共通の指標として利用されている。

▲「Seawing」搭載イメージ(出所:川崎汽船)

川崎汽船は環境に関わる長期指針「“K”LINE環境ビジョン2050」で、IMO(国際海事機関)のGHG(温室効果ガス)削減目標を超える独自の削減目標を設定している。また、自社や社会の低炭素・脱炭素化に向けた活動を中期経営計画での長期経営ビジョンの一部として推進している。具体的にはLNG燃料船の導入推進や、自動カイトシステム「Seawing」(シーウイング)搭載などの先進的な取り組みを通じてGHG排出量の低減を図っており、同社はそれらが評価されたと認識している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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