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川崎重工など屋内配送ロボを病院内で24時間実証

2022年12月20日 (火)

ロジスティクス藤田医科大学と川崎重工業など企業3社は20日、医療従事者の負担軽減と業務効率化を目指すため、サービスロボットを使った実証実験の最終段階を同大学で開始したと発表した。

ほかの参加企業はロボット開発会社のSEQSENSE(シークセンス、東京都千代田区)とIT関連企業のTIS(同新宿区)。同大学と3社は2021年10月以降、ロボットの種類や試験内容を変えて実証実験を重ねており、今回は最終段階のフェーズ3(2回目)にあたる。

複数フロアにロボットを複数台配置し、エレベーターやセキュリティードアとロボットを連携させながら、スタッフステーションから検査室までの検体搬送業務や臨時薬剤の配送を24時間体制で行う。複数台ロボット運用時の課題や現場での運用方法について検証する。

今回の実証実験で、エレベーターやセキュリティードアなどのインフラ設備との連携を含め、ロボットを24時間連続で運用する上での課題を確認する。その上で今後、藤田医大でのロボット導入に向けた最終準備を進める予定という。


▲複数台での運用や、エレベーターとの連携を実証(出所:川崎重工業)

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LOGISTICS TODAY編集部
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