
▲東京医科大学病院内での「FORRO」事前検証の様子(出所:川崎重工業)
ロジスティクス川崎重工業は20日、屋内配送用サービスロボット「FORRO」(フォーロ)を用いた病院内の自動配送サービスの実装検証を、東京医科大学病院(東京都新宿区)で26日から開始すると発表した。検証は、東京都の「西新宿コンソーシアムによる先端サービスの実装促進事業」の一環として実施される。
同社は2023年度から同病院で屋内配送サービスの事前検証を行い、ロボットによる配送業務が医療従事者の負担軽減や業務効率化に寄与する可能性を調査してきた。今回の実装検証では、病院特有の課題であるエレベータの混雑を緩和するため、人とロボットが相乗りできるスマートエレベーターを導入する。また、採血管や手術機材、文書などの配送業務をロボットに代替させ、導入効果を評価する。
検証期間は3月11日まで。FORRO1台で、検査室から各病棟、手術室から洗浄・仕分け室、メール室から各病棟など、エレベーターを使用するルートも含め検証する。
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