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セイノーとSB、国内初の人追従搬送ロボ公道実験

2018年10月11日 (木)

調査・データソフトバンクグループのリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ(東京都港区)と、セイノーホールディングス傘下のココネット(中央区)は11日、札幌市の狸小路商店街で国内初となる公道での人追従・自走式の搬送ロボットを活用した実証実験を同日実施すると発表した。

ドイツやフランスなどですでに公道走行の実績のあるロボット2台を活用し、北海道経済部産業振興局産業振興課、No Maps実行委員会、NPO法人ポロクルと合同で、買い物支援をテーマに、公道で実証実験を行うことで、走行データを取得して分析し、自動で走行する搬送ロボットの社会実装に向けた取り組みを前進させる。実証実験は、北海道札幌方面中央警察署の指導の下、保安要員を配置して安全性に十分配慮した上で実施する、としている。

今回の実証実験では、リアライズ・モバイルが搬送ロボットの提供と追従・自律走行システムの運用支援を、ココネットが買い物支援サービスのデモンストレーションと公道での安全保安を行う。今後両社は、実証実験で得られた知見を生かして、ロボットを遠隔で操作・管理するシステムやロボットを活用した配送サービスの商用化に取り組み、ロボットと共生する世界の実現を目指す。