物流拠点や輸配送網の設計を支援、NTTロジスコ

ロジスティクスNTTグループのエヌ・ティ・ティ・ロジスコ（NTTロジスコ、東京都大田区）は23日、3PL事業者の強みを生かして、物流拠点や輸配送ネットワークのデザインを支援するサービス「ロジスティクスデザインサポート」を始めたと発表した。荷主企業のサプライチェーン（SC）を俯瞰して、最適な拠点配置や機能設計、輸配送ネットワーク構築につながる複数のシナリオを立案。物流を熟知するプロとして、ロジスティクスの戦略展開や拠点見直しによるコスト削減、急増する物量への最適化をバックアップする。

具体的には、物流網の根幹となる拠点の配置と機能設計、輸配送ネットワークについて、効果を検証して実現性やリスクを評価。その上で、立案された複数のシナリオに対してメリットとデメリットを可視化して比較と検証を行い、物流領域における経営判断をサポートする。

シナリオでは人口動態の予測データに基づき、中長期的な需要変動を予測するほか、労働力確保の観点も踏まえて拠点別の機能設計や自動化の方針も策定する。

輸配送に係る許容量やリードタイムを考慮し、実現性の高い輸送ネットワークを構築。倉庫の立地状況や地域特性、ハザードマップも考慮した拠点配置などを提案する。

同社は「物流運営を実際に担う3PL事業者ならではの着眼点から、あるべきロジスティクスのデザインの構築を支援する」としている。

（出所：NTTロジスコ）

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LOGISTICS TODAY編集部
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