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SG、ふるさと納税専用倉庫で再配達4分の1に

2022年12月23日 (金)

認証・表彰SGホールディングス(HD)とふるさと納税ポータルサイトを運営する「さとふる」(東京都中央区)は23日、国土交通省などが主催する「第21回グリーン物流パートナーシップ会議」で受賞した特別賞について「ふるさと納税お礼品専用の新設倉庫を活用した取り組みが評価された」と発表した。

発表によると、同会議は、物流分野における環境負荷の低減や生産性を通じて持続可能な物流体系の構築に顕著な功績があった事業者を表彰するもの。受賞した取り組みは、北海道から全国の寄付者へ返礼品を配送する新たなスキームで、両社と自治体、事業者が連携した。CO2排出量の削減率が50%を達成した上に、指定の日時に配送可能となったことで再配達は24.5%減った。


▲ふるさと納税お礼品専用の倉庫(出所:SGホールディングス)

ふるさと納税用の物流倉庫を新設したことで、指定日時配送に対応した出荷作業や伝票の貼り付けなど付帯業務の代行が可能になった。地域事業者の閑散期と繁忙期の労働力を平準化するとともに、生産力向上や保管施設不足の解消にも貢献した。

このほか、個別に集荷していた返礼品の集荷は、大型トラックやトレーラーの貸し切り便でまとめて実施。積載率の向上や輸送車台数の削減につながった。専用倉庫を拠点にすることで、北海道から本州への輸送にスピードを重視する必要がなくなったため、モーダルシフトを導入して環境負荷の軽減にも寄与した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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