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アリババ、中国にネスレの直販用自動倉庫を開設

2022年12月27日 (火)

▲蘇州市の物流センターに導入されたAGV(出所:アリババ)

国際中国アリババグループの物流部門、菜鳥網絡(ツァイニャオ・ネットワーク)は26日、スイスの食品・飲料大手のNestle(ネスレ)と、戦略的パートナーシップを締結したと発表した。蘇州市でネスレ製品を扱う直販用スマート物流センターの開設も発表した。

発表によると、新物流センターは、ツァイニャオの物流・自動化システムなど最新テクノロジーを導入している。40台のAGV(無人搬送車)を導入し、手作業によるピッキングの大幅な削減と生産性の最大化を目指している。作業効率は従来施設の4倍にまで高まる見込みという。

新物流センターは広さ2000平方メートル。AGVが製品を梱包ラインに運ぶことで、スタッフの労働時間や負荷を減らすことができるという。

新物流センターは、ネスレの中国でのEC(電子商取引)全体の注文処理も支援する。新型コロナウイルス感染症対策で中国各地で多くの倉庫が閉鎖されているが、今後、ネスレは注文処理を新物流センターに移行し、特定地域の需要増加にも対応していくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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