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NTTデータなど日欧3社が駐車の自動化で連携

2023年1月5日 (木)

産業・一般NTTデータと、自動車部品メーカーのValeo(ヴァレオ、フランス)、自動運転のソフトウエア開発を手掛けるEmbotech(エンボテック、スイス)は5日、3社でコンソーシアムを結成し、自動駐車ソリューションの開発を目指すと発表した。駐車を自動化することで、自動車の製造と流通のプロセスを大きく進化させる考えという。

発表によると、「VEN.AI」(ヴェンAI)と名付けられたこのコンソーシアムでは、センサーや通信技術などを駆使して、自動車を専用の駐車スペースに自動誘導するシステムの開発を目指す。車両側には特段の装備をせずに、周囲のインフラの高度化により駐車自動化を実現するという。

(出所:Valeo)

初期段階では自動車工場の中で、組み立て工程から出荷エリアまで完成車両を自動誘導するのにシステムを役立てる。ほかにも、輸出用車両の物流拠点や、小売店、駐車場などさまざまな領域での活用を視野に入れている。

コンソーシアムに対し、NTTデータはコンピューター技術やネットワーク監視、高度通信技術などを、ヴァレオは主にセンサー技術を提供する。エンボテックには交通が混雑した物流エリアでの自動運転や狭いスペースへの駐車を可能にする技術があり、そうした最新の技術やノウハウを提供する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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