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コマツの電動フォーク、脱炭素で経産大臣賞受賞

2023年1月23日 (月)

▲電動式フォークリフト「FE25/30-2」(出所:コマツ)

認証・表彰コマツは20日、自社の電動式フォークリフト「FE25/30-2」が、2022年度の「第42回優秀省エネ脱炭素機器・システム表彰」(日本機械工業連合会主催)で、最優秀の経済産業大臣賞を受賞したと発表した。

発表によると、受賞したフォークリフトは従来機のフルモデルチェンジ(全面改良)機として21年3月に発売した。走行モーターの高出力化と屋外使用を考えた耐水性や防塵性を備えたことにより、エンジン式フォークリフトと同等の走行性能と稼働能力を実現した。これまでの電動式フォークリフトが苦手としていた作業現場(木材、建設、産廃など)に対応範囲を拡大した点が高く評価された。

コマツはこれまで、顧客企業の脱炭素化に貢献するためにフォークリフトの電動化を進めており、「FEシリーズ」を14年から市場に投入。同シリーズは急速補充電システムによる長時間稼働を特長としている。22年度からはリチウムイオンバッテリーを搭載した「FE25G/30G-2」も発売している。

▲木材加工や産業廃棄物の現場でも対応可能となった

受賞機は2月1日から3日まで、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「ENEX2023 第47回地球環境とエネルギーの調和展」のアワードコーナーに出展される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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