ロジスティクスウィルポート(東京都中央区)は27日、新たな共同配送ソリューション「Polaris Nazvi」(ポラリスナビ)を提供し、短時間で効率的に配送できる「狭商圏共同配送」の実現に向けたサービスを強化すると発表した。今後、全国の荷主や中小配送事業者が参加可能な、オープン型ラストワンマイルプラットフォーム(OLP)を基盤とした課題解決の手段の開発を進める。
ITで配送システムを一元管理するOLPにより、ラストワンマイルをDX(デジタルトランスフォーメーション)で最適化し、荷主とドライバーのネットワーク環境を改善して持続可能な物流網を構築する。

(出所:ウィルポート)
第1弾として、狭い商圏をターゲットにしたポラリスナビをリリース。これは共配機能を実装したTMS(輸配送管理システム)で、物流センターから出荷される荷物、クリーニングの個人宅からの集荷・配送、ネットスーパーの商品といった配送ルールが異なる荷物について、同一エリア内で共同配送できる仕組みだ。多重下請け構造により、ラストワンマイルの担い手であるドライバーの取り分が減る構造を変え、収入を安定化させることにも寄与するという。
同社は2023年度にドライバー向け支援ツールのさらなる高度化や荷主・配送会社の管理機能を強化するなど新たなサービスを拡充していく予定。
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