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ファーウェイと天津港G、港湾の自動化推進で協力

2023年1月27日 (金)

国際中国の天津港グループ(天津港集団)と通信機器大手のファーウェイ(華為技術)はこのほど、港湾の自動化とインテリジェント化の推進で協力すると発表した。協力内容は「新しい自動ターミナルの建設」「既存ターミナルの更新」「包括的なDX(デジタルトランスフォーメーション)化」の3つの要素で構成される。

ファーウェイ・ジャパン(東京都千代田区)の発表によると、中国の天津港北江港区では2021年10月から、世界初のゼロカーボン港湾ターミナル「セクションCターミナル」が稼働している。コンテナクレーンが自動で動き、水平搬送システムのインテリジェントロボットが頻繁に行き来する。遠隔操作の岸壁クレーンが貨物船からコンテナを吊り上げ、インテリジェントロボットに載せて水平搬送している。人工衛星ナビシステムにより、ロボットは自動でステーションに誘導され、コンテナの解錠を行い、最適ルートに沿ってコンテナヤードに走行する。

天津港グループのヤン・ジエミン副社長は、天津港で実現した新しいソリューションが、世界中のコンテナターミナルを進化・変革させるモデルになると述べている。「天津港で利用されているイノベーションは、港湾業界に大きな影響を与え、運営環境の改善、グリーンで低炭素な開発の推進、業務効率の向上により、港湾に新しい価値を生み出す」とヤン氏は語り、ファーウェイとの協力を推進していく構えだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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