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三菱倉庫3Qは増収増益、貨物取扱量が堅調

2023年1月31日 (火)

財務・人事三菱倉庫は31日、2023年3月期第3四半期連結決算を発表した。売上高は前年同期比25.7%増の2319億8700万円、営業利益は39.2%増の181億1500万円、最終利益は82.4%増の215億8000万円と、増収増益となった。主力の物流事業が好調で、23年3月期通期の連結業績も従来予想を上方修正した。

発表によると、燃油高騰など厳しい経営環境のなかにあったが、同社は営業活動へのIT導入や医薬品の配送センター業務の拡大などに努めた。主力の物流事業のうち、倉庫、陸上運送の両事業は医薬品、飲料、自動車部品の取扱量が増え、売上高は倉庫が前年同期比10.1%増、陸運が0.2%増となった。

港湾運送事業は、コンテナ貨物の取り扱いの増加などにより売上高は3.5%増。国際運送取扱事業は輸出入貨物の増加や、海上運賃の上昇、円安効果もあり、89.5%増と大きく伸びた。その結果、物流事業全体のセグメント業績は売上高が32.4%増、営業利益は48.3%増えた。

23年3月期通期の連結業績は、新型コロナウイルス感染症の影響など不透明感は残るものの、倉庫、港湾運送、国際運送各事業の堅調な推移から、従来の予想を上方修正した。売上高は2900億円(従来予想は2800億円)、営業利益は220億円(198億円)、最終利益は260億円(253億円)とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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