
▲キリンビバレッジ西名古屋物流センターのイメージ(出所:キリングループロジスティクス)
フードキリングループロジスティクスは8日、愛知県あま市に新たな物流拠点「キリンビバレッジ西名古屋物流センター」を新設し、2月14日から出荷を始めると発表した。従来の出荷・保管機能を移転集約し、キリンビバレッジ商品の物流能力を増強。災害発生時や「物流の2024年問題」を念頭に中部圏へ安定供給できる体制構築を目指す。新センターは栄進物流(同愛西市)の倉庫を使用し、面積は2万241平方メートル。
発表によると、これまではキリンビール名古屋工場内にある「清須物流センター」からキリンビバレッジ商品を出荷してきた。しかし、グループ各社の商品数が増えるなか、繁忙期などへの対応にキャパシティーが追い付かない状況が続いていた。
清須物流センターの出荷機能と近隣にある在庫拠点「中部圏小牧物流センター」の保管機能を新センターに集める。一連の移転集約により、キリンビール名古屋工場の酒類保管スペースに余裕が生まれ、慢性的に発生していた酒類の場外倉庫の使用が抑制できる。こうした効果を総合すると、年間の横持ち輸送が2000運行削減されるという。
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