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日通、国際温度管理空輸向け保険の販売開始

2018年3月5日 (月)

ロジスティクス日本通運は5日、日本から輸出する医薬品、ケミカル品などの温度管理が必要な製品を対象とした新保険の代理販売を開始した、と発表した。

日通が取り扱いを開始したのは、自社の国際航空温度管理輸送サービス「TempSure」(テンプシュア)シリーズ専用保険で、国内の製品出荷から海外で配達を完了するまでに発生する可能性のある「温度逸脱リスク」を幅広く補償するもの。引受保険会社は損害保険ジャパン日本興亜。

損傷が発生する可能性がある場合の検査費用や貨物に損傷が生じた場合、すべての残存物の除去や廃棄に要した費用、代替品の仕向地への輸送費用、課徴された場合の輸入国での関税などをてん補する。

TempSureシリーズは、保冷容器と蓄熱・冷却材を用いた「パッシブ型」(非電源式)の国際航空温度管理輸送サービスで、医療・医薬品、ケミカル品など厳格な品質管理基準が設定されている幅広い商材の温度管理輸送に対応。特に医薬品はGDPの認知が進む中、温度逸脱リスクの補償ニーズが多く、この保険の開発に至ったという。

(出所:日本通運)