ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

長野県天龍村でドローン配送実証、セイノー|短報

2023年2月28日 (火)

▲ドローンの着陸を見守る小学校の児童たち(出所:セイノーホールディングス)

国内セイノーホールディングスなど5者は2月27日、長野県天龍村でドローン配送の実証実験を行った。過疎地域でのラストワンマイル配送の課題解決策として、ドローン配送と陸上輸送を融合した新スマート物流「SkyHub」(スカイハブ)の社会実装を目指す取り組み。セイノーのほか、天龍村、セイノーグループのココネット(東京都中央区)、ドローン事業を手掛けるエアロネクスト(同渋谷区)とその子会社のNEXT DELIVERY(ネクスト・デリバリー、山梨県小菅村)が参加した。

県の南端部に位置する天龍村では、高齢化率が60%を超えて県内1位、全国でも3位と高齢化が深刻化しているにもかかわらず、買い物には片道1時間程度の時間を要するという。買い物難民の増加に加え、点在する集落までの道路も狭く、代わりとなる道もないため、災害時は長期間孤立する恐れがある。今回の実証は災害時を想定して行われ、村の中学校に仮設ドローンデポを設置し、エアロネクストの物流専用ドローンで避難所となる小学校、保育所へカイロや食料品を配送した。

■この記事は、要点を絞ってお伝えする「短報」(*災害、事故など速報ニュースも対象)です。「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに取材を実施したうえで、詳細記事や続報の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com