ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

コグネックス、AI学習スキャンで仕分け自動化推進

2023年3月10日 (金)

サービス・商品バーコードリーダーなどセンシング機器大手の米Cognex(コグネックス)はこのほど、物流業界向けにAI(人工知能)学習を活用して搬送物の検知や分類を行う「In-Sight 2800 AI搬送物分類システム」を開発したと発表した。同社のIn-Sight(イン・サイト)プラットフォームをベースにしたシステムで、「エッジラーニング」と呼ばれるAI技術を使い、仕分けプロセスの自動化や物流業務の検査精度向上が実現できる。

発表によると、このシステムでは、出荷ソーター上やトートまたはトレイ内に荷物があるかどうかの確認や、梱包タイプの分類などを、同社が強みとする画像処理で行う。複雑な背景やコントラストが低い背景であっても荷物を読み取ることができる。他のソリューションでは検出できなかった荷物をすぐに確認することができるという。

▲「In-Sight 2800 AI搬送物分類システム」のイメージ(出所:Cognex)

同システムで活用されているエッジラーニングはデバイス上で処理を行うAI技術。ディープラーニングなど他のAIソリューションと比べて設定が簡単で、時間を短縮できる。熟練したエンジニアを必要とせず、初心者でもエキスパートと同じように実行可能だ。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com