高速接続に強み、阪急阪神不が大阪に2施設着工

拠点・施設阪急阪神不動産は23日、大阪府の松原市と豊中市でそれぞれマルチテナント型物流施設の新築工事に着手したと発表した。いずれも2024年冬に完成する。両施設の開発により、同社が国内展開する物流施設は5棟となる。

▲（左から）ロジスタ大阪松原、ロジスタ豊中（出所：阪急阪神不動産）

松原市に建設する「ロジスタ大阪松原」は地上3階建て、延床面積1万4000平方メートルで、阪神高速・三宅インターチェンジ（IC）から3.5キロ、阪和自動車道・松原ICから4.4キロの地点に位置。一方の「ロジスタ豊中」は地上3階建てで延床面積8300平方メートル、阪神高速・豊中南ICから3.5キロ、名神高速道路・豊中ICから4キロの地点に立地する。両施設とも複数の高速道路へアクセスが良好で関西圏を広くカバーでき、大阪中心部にも近いことから都市部近郊への配送拠点に適している。

▲阪急阪神不動産が展開する物流施設

また、館内LED照明や人感センサー、節水型衛生器具を採用するなど、省エネルギー性能に配慮した設計とした。年間の一次エネルギー消費量をゼロ以下にする「ゼブ」（ZEB）の前段階として、50％以上の一次エネルギー消費量を削減する高効率な省エネ施設を示す「ゼブ・レディー」（ZEB ready）の認証を取得する予定だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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